書名 |
小児心療内科読本 ―わたしの考える現代の子ども |
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筆頭著者 |
冨田和巳・著 |
出版社名 |
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ISBNコード |
ISBN978-4-260-00337-7 |
発行年 |
2006年8月 |
判型 / 頁数 |
A5判 / 468頁 |
分類 |
臨床医学系/小児科学 |
価格 |
定価4,510円(本体4,100円 税10%) |
子どもが訴える様々な身体症状は、実は心に起因することが少なくない。その点から言えば家庭医こそ心身医療を行うべきで、それが一番大切と言っても過言ではない。本書は子どもの心療内科的診療の入門書である。それと同時に、子どもの心とそれを取り巻く社会の問題に長年向き合ってきた、著者の集大成でもある。
本書の方針
本書の要約(私の主張)
1 子どもの心身医療
外来で最低限必要な視点
1-1 外来でどうするか
1-2 心因性疾患を考える
1-3 主な心身症・神経症・精神科的疾患
1-4 行動の問題
1-5 薬物療法
2 心を多角的に考える
2-1 子どもの心身の発達(地球の誕生から心の誕生まで)
2-2 心理学的にみる心の発達
2-3 医師に必要な心理検査の概要
2-4 心理治療
3 子どもと社会
3-1 現代社会から子どもを考える
3-2 報道の問題
3-3 自分の国を考える-自然風土
3-4 歴史から子どもを考える
3-5 子どもと教育
3-6 家庭の問題
3-7 症例(被虐待児)から考える家庭(社会)・診療の実際
付録
言葉の解説
文献と参考書に関して
心身医学の勉強や研修
随筆風あとがき
索引