わが国で初めて骨および軟部腫瘍を一体にして記載！！
わかりやすい図表，最新の知見を交えて解説！！

■特色
1)本アトラスはWHOが2002年に刊行した「Tumors of Soft Tissue and Bone」に基づき，わが国で初めて骨軟部腫瘍の病理を一括して取り扱ったもので，WHO分類を基にして小児に特徴的な腫瘍を詳記した。
2)腫瘍の生物学的特徴，発生部位による再発の有無などの臨床特性，最近の間葉系幹細胞の特性，腫瘍の分子遺伝学的特徴など病理医が知っておかなければならない事項を最新の知見を交え的確に記載した。
3)鑑別が容易でない骨軟部腫瘍の整理に極めて有用である図表は巻末に収載した。
■おもな内容
検索材料の取り扱い方　　骨軟部腫瘍の組織学的分類　　組織学的分類の説明 線維性腫瘍／線維組織球性腫瘍／脂肪性腫瘍／平滑筋性腫瘍／横紋筋性腫瘍／血管およびリンパ管腫瘍／腱滑膜巨細胞腫瘍／神経性腫瘍／Ewing肉腫/原始神経外胚葉性腫瘍群／その他の軟部腫瘍／骨形成腫瘍／軟骨形成腫瘍／骨巨細胞腫／その他の骨腫瘍／骨の腫瘍類似病変／画像による鑑別診断／形態による鑑別診断（小児軟部腫瘍の免疫組織化学的アプローチ／骨軟部腫瘍の染色体転座および融合遺伝子／骨腫瘍の長管骨発生部位からみた鑑別診断／骨腫瘍の解剖学的骨発生部位からみた鑑別診断／多発性骨腫瘍および腫瘍類似病変／組織像からみた骨腫瘍の鑑別診断）
文献　　付図
■読者対象：小児病理医，一般病理医，小児科医，小児外科医，整形外科医