書名 |
愉しく食べる ―食事に個別の配慮と援助を必要とするこどもさんとその家族の方へ |
---|---|
筆頭著者 |
野藤弘幸・他著 |
出版社名 |
|
ISBNコード |
ISBN978-4-7639-4006-3 |
発行年 |
2003年7月 |
判型 / 頁数 |
B5判 / 104頁 |
分類 |
保健・体育/母性保健、小児保健、育児学 |
価格 |
定価1,980円(本体1,800円 税10%) |
食事について個別の配慮と援助が必要な子どもとその家族・援助者に向けて,愉しく食べるために気をつけたいポイントを,イラストとともに59のQ&Aで具体的に解説した.また,ちょっと目を向けておいて欲しい点を,30のコラムとして掲載している.
子どもの「自分で食べたいな」という気持ちを支援していくために,食べるときの姿勢や調理メニュー,そして食事にまつわる生活全般に対する注意点を,「ミルクを飲んでいる頃」「食べること」「飲むこと」に分けて,コンパクトにまとめてある.
食べることを栄養学や医学的な観点からみるだけでなく,従来の育児上のノウハウの域をも超えて,子どもが成長・発達する道筋を「学び」の過程としてとらえるアプローチを提案する,セラピスト(作業療法士)・栄養士・保健師・教育者のコラボレーションによる書.
「いただきます」の前に
・こどもさんがご機嫌であるために
・こころとからだの心地よいリズム
ミルクを飲んでいる頃
・母乳と粉ミルクについて考えること
・哺乳びんから飲む:こどもさんを抱くときの姿勢
・哺乳びんから飲む:口の動きを手伝う方法
・げっぷの出し方
・落ち着かないとき
食べること
・離乳のはじめ:抱っこで食べるときの姿勢とスプーンの使い方
・離乳のはじめ:食べ物の選びかた,アレルギーのこと
・離乳が進んできたら:かむことをうながす
・離乳が進んできたら:すききらいとあそび食べ
・歯みがき
・うんち,おしっこ,大丈夫かな
飲むこと
・飲む準備
・小さなコップから
それぞれに
・脳性麻痺:痙直型のこどもさん
・脳性麻痺:アテトーゼ型のこどもさん
・脳性麻痺:失調型のこどもさん
・知的障害のこどもさん
・視覚障害のあるこどもさん
・口唇裂と口蓋裂のこどもさん
・飲み込むことが難しいこどもさん
「ごちそうさま」